PEEK(ピーク)材はとても高い性能を持つのに、王者級の価格、加工がお姫様のように繊細な点から、採用部品は少数・特殊な用途がほとんど。
私たちは、そんなPEEK材を使って1,000万個/月以上のコピー・プリンター用部品を生産しています。オフィスに必ずあるコピー・プリンターのほとんどは、熱で柔らかくしたトナーを紙に押し付け印刷する方式で、約200℃のヒートローラーを経て印刷物は出来上がります。
当社では、ヒートローラーに貼りつく印刷物を剥がすための、先端が尖ったナイフ状の『ハクリ爪』という部品を、PEEKベースのオリジナル材「エスベア®」を使い生産しています。