射出成形技術 大解剖!Vol.2 2025.4.18 配向制御射出成形(配向成形) 配向制御射出成形(配向成形)は、金型充填後の樹脂の流れを変化させる成形技術。同じ材料でも強度を数倍に向上させることが可能です。また、強化繊維の補強効果を最大限に活かすことができます。 まだまだ語りたいけれど、今回の大解剖シリーズはこれにて終了。近いうちにまた!と、
射出成形技術 大解剖!Vol.1 2025.4.16 射出成形とは? スターライトで主力の量産方法が射出成形(Injection Molding)。複雑形状の製品を大量生産するのに向いています。 ガスインジェクション成形 金型内の樹脂がまだ固まりきらない間にガスを流し込み、中空部分をつくる技術。以下の効果があります。①軽量化(中空構造による)②大物部品の成形性改善、成形機ランクダウン(充填圧
スーパーエンプラPEEK材 Vol.3 2025.4.8 ・PEEKが採用されるためには きわめて高性能なスーパーエンジニアリングプラスチックPEEK(ピーク)材には、価格面や難加工性などの課題が。それでも、私たちはPEEK材を活かした量産実績をどんどん増やしています。その理由は、大きく分けて次の3つ。①どんなサイズの成形もできるから指先サイズの精密製品からバスタブサイズの大型製品までの幅広い量産実績があり、それぞれにぴったりの量産技術があります。PE
スーパーエンプラPEEK材 Vol.2 2025.4.4 ・スーパーエンプラPEEKを活かす使い方とは PEEK(ピーク)材はとても高い性能を持つのに、王者級の価格、加工がお姫様のように繊細な点から、採用部品は少数・特殊な用途がほとんど。 私たちは、そんなPEEK材を使って1,000万個/月以上のコピー・プリンター用部品を生産しています。オフィスに必ずあるコピー・プリンターのほとんどは、熱で柔らかくしたトナーを紙に押し付け印刷する方式で、約200℃のヒ
スーパーエンプラPEEK材 Vol.1 2025.4.1 ・PEEKって、なぜスーパーなのか? 100円ショップのプラ容器で使われるのは『汎用プラスチック』。耐熱100℃超、または衣服の繊維で使われるのが『エンジニアプラスチック(エンプラ)』。そして最上級が『スーパーエンプラ』なのです。 そのスーパーエンプラの中でも圧倒的な王者として君臨するのがPEEK(ピーク)と呼ばれる材料です。そのスゴさは、 ①連続使用温度が260℃以上でプラ最強②塩酸にもOKの