そんなスゴい材料なら部品設計者は是非採用したいと思いますよね。当社としても、もどしどし使ってもらいたいのですが、なかなかそうはいきません。
理由は価格も王者な点で、それは汎用プラスチックのなんと100倍!そして加工難易度も極めて高く、まるで繊細なお姫様のよう。では、PEEK材は採用されていない?そんな訳はなく、主に半導体製造設備向けなどの特殊用途部品で活躍しています。
そんなPEEKは私たちの身近では使えない、お姫様のような高嶺の花なのか?そんなことはありません。当社では、PEEK材を使った部品を射出成形を活かしてOA機器向けに1,000万個/月も生産しているのです!