二次電池のアツい話 2025.5.22 いま電気自動車(BEV)に使われている二次電池の主流は、リチウムイオン電池(LiB)です。なかでも、ニッケル・コバルト・マンガン(NCM)や、ニッケル・コバルト・アルミ(NCA)を主成分とするタイプは、「3元系LiB」と呼ばれています。単位体積あたりのエネルギー密度を高めるため、ニッケルの含有量を増やす「ハイニッケル化」が進んでいますが、その一方で、熱暴走などのリスクも取り沙汰されています。また、