トヨタ自動車 未来創生センターとの共創活動―パートナーロボットの“表情”をつくる、エスベア®減速ユニット ともつくニュース

トヨタ自動車 未来創生センターとの共創活動―パートナーロボットの“表情”をつくる、エスベア®減速ユニット

日本科学未来館のオリジナルパートナーロボット「ケパラン」は、トヨタ自動車株式会社 未来創生センター(以下、トヨタ)との技術提供によりつくられています。

私たちは、このロボットの特徴である「自然で豊かな“表情”」を支える、静かで軽やかな動きの実現にアプローチしています。

求められたのは、コンパクトで動きが静かな減速ユニット。この要件に対し、遊星歯車方式のプラスチック歯車による減速システムを提案。小型で高回転する遊星歯車には、プラスチック素材で最高レベルの長寿命特性のエスベア® K2520、噛み合う内歯車には、K2520との相性がベストのエスベア® A2060を組み合わせました。

トヨタが運営するバスケットボールチーム「アルバルク東京」のマスコットロボットに駆動歯車を提供したご縁で、今回のケパランの開発では歯車だけでなく、減速機システムとモーターの取り付け条件や構成スペースの設計も私たちに任いただき、スムーズな開発ができました。

ケパランに触れた人たちが、その動きに癒され、笑顔になってくれると嬉しいですね。