本プロジェクトでは、近畿大学 機械機能設計研究室の梶原准教授と共同で、水や空気で潤滑する環境に優しい「静圧流体軸受(非接触軸受)」の実用化検討を進めています。
今回、梶原准教授の機械設計・流体力学の知見と、当社の精密樹脂加工技術を組み合わせることで、軸回転時の軸ブレを大幅に抑制させた「軸方向型スロット絞り」構造の静圧流体軸受およびCAE解析手法の開発に成功しました。
現在も定期的なミーティングを行い、軸受設計の最適化や新たな応用展開について議論を重ねています。これらの成果を実用の静圧流体軸受設計へ活かし、製造機械の高クリーン化や長寿命化によるメンテナンス負担軽減の実現を目指します。今後も、梶原准教授とともにさらなる技術開発を進めていきます。
